皆様こんにちわ。岡山市北区津高『津高台グリーン歯科』副院長の磯島大地です。
本日は,先月の沼本に続き,今回は歯科衛生士の平井からの声を紹介していきます。引き続き楽しく読んでいただけたらと思います。
始めまして,歯科衛生士の平井です。昨年の4月から津高台グリーン歯科で勤務しており,歯科衛生士としては今春で2年目になります。まだまだ駆け出しですが,皆様の健康をお口から支えられるように精一杯頑張っていきますので,宜しくお願い致します。
最近当院のホームページが新しくなり,新しい患者様が増えたように感じています。新しい患者様は「虫歯になった気がする」とおっしゃられ,来院される方が多い印象を受けます。
虫歯の原因としては様々な要因があります。その要因のひとつとして「糖分」があります。
糖分を多く含むものはお菓子やジュースなどですが,現代の日本では,小さい頃からお菓子を食べる機会も多く,一切食べないというのは難しいですよね。
そこで,今回は虫歯にならないようにするポイントをご紹介したいと思います!
①砂糖を多く含むものを避ける
虫歯は,口腔内の歯の表面に付着している細菌が砂糖などの糖質を材料として酸を産生し,歯を溶かす感染症です。砂糖の主成分であるスクロースは,細菌の酸産生能が高いため虫歯になりやすいです。
②口腔内に長時間残りやすい食品は避ける
虫歯の進行に重要な要素は,どれだけ糖質を摂取したか(量)ではなく,どれだけ頻回に糖質を摂取したか(頻度)が関連すると言われています。よく『ダラダラ食べはダメ』と言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私たちの唾液の中には虫歯を予防するような成分が含まれています。しかし,長時間,頻回に糖分を摂取すると,唾液の働き以上に細菌の酸産生能で虫歯が進行してしまいます。
③お口の中を綺麗に保つ
虫歯の好発部位は,歯と歯の間,歯と歯肉の境,奥歯の噛み合わせの溝です。これら部位は虫歯好発部位ですが,一方でセルフブラッシングが困難な部位です。歯ブラシに加え,糸ようじ(デンタルフロス)や歯間ブラシなどを使用してしっかり磨いてあげてください。なお,歯磨きの時にフッ化物の濃度が高い歯磨剤などを使用したら効果的だと思います。
これらに気をつけて虫歯にならないように努めていきましょう。気になっていることがあれば是非お気軽にお声掛けください。これからも宜しくお願い致します。
平井さんありがとうございます。
歯科における2大感染症として虫歯と歯周病があります。虫歯も歯周病も重度に感染・進行すると血行性に口腔内細菌が全身に到達し,末端臓器に炎症を引き起こすことが判明しつつあります。しかし,虫歯が感染症であることの認識はまだまだ一般的ではないように思えます。このブログを読んでいただけた方の中で,虫歯などでお悩みの方はぜひご相談してください。
最後になりますが,平井さんは臨床経験も浅いので大変なことも多いと思いますが,よく頑張っていると思います。これからも宜しくお願い致します。